利用するデータについて(重要)
時系列津波浸水マップ、および津波浸水アニメーションの基データは、三重県が平成24年度に国より公表された南海トラフ巨大地震の被害想定などを参考にしながら策定を進めてきた三重県地震被害想定結果(平成25年度版)の想定プロセスで得られた時系列浸水深変化のデータを利用しています。時系列津波浸水深データは、2012年8月に内閣府が公表した津波断層モデル11ケースの内、ケース⑥【「駿河湾~紀伊半島沖」に「大すべり域+(超大すべり域、分岐断層)」を設定】を採用して8秒間隔の津波水位変化のシミュレーション結果を利用しています。
被害想定であり、震源域を仮定したシミュレーション結果であることを十分にご理解を頂いた上でご利用下さい。
※津波断層モデルについては、内閣府の「南海トラフの巨大地震モデル検討会」の資料等を参照して下さい。
時系列津波浸水深データの視覚化について
時系列浸水深変化の地図化、およびアニメーションによる視覚化は、川口淳三重大学大学院工学研究科准教授が主宰する「防災情報・地理情報データベースシステム研究会」の研究成果を公開するものです。
時系列浸水深変化は、海域の広域メッシュ(810m)から沿岸部および陸域の詳細メッシュ(10m)まで5段階のメッシュサイズで海域を含む三重県全体をカバーし、計算された水位(海域)および、浸水深(陸域)のシミュレーション結果数値に色を割り当てて視覚化しています。また、それぞれのセル(単一のメッシュ)に対し8秒ごと、計6時間分の計算結果を視覚化しており膨大なデータ量になっています。それに伴い、表示応答速度など十分に機能しない場合がある事を承知の上で利用して下さい。
※視覚化された津波浸水深は、想定であり実際の災害を予測するものでも、保障するものではありません。
※防災情報・地理情報データベースシステム研究会は平成22年度より「美(うま)し国 おこし・三重さきもり塾」の補助を受けて実施・運営してきました。